執筆:富士宮教材開発 代表 井出真歩
毎月、記事を一つずつくらいのペースで投稿します。
どうぞお楽しみに。
ご意見・ご感想、またブログで扱ってもらいたいテーマなどございましたら、
むしろ、なぜ誰も教えてくれないのか不思議なくらいな
英語リスニング問題 本当のコツ
(メモを取ることではありません)
“2年生の時まではわりとよかったけど、3年生になってからリスニング問題で点をとれなくなっちゃった、”そんな方も多いのではないでしょうか。
今回はそんな方のために「リスニング問題のコツ」についてお話ししたいと思います。
下で紹介している画像は中室牧子先生の『「学力」の経済学』という本です。この方は数か月前テレビの「林先生の初耳学」という番組で、林先生が今もっとも尊敬する研究者のうちの一人、ということで出演しました。ご覧になった方も多いでしょう。
このタイトル(テーマ)そのものが、もう古いです。
今回は、この本の書評とからめて、その点についてお話しします。今回の焦点は・・・
最近よく聞かれるこれらの言葉についてお話しします。
なかなか家で集中して勉強できない、という方に対して昔から言われている対策として、間に何かするとどうしてもテンションは切れるものなので
「家に帰ったらまっすぐ机に向かう」というものがあります。
これはこれでその通りなのですが、そこまで自分に厳しくするのは難しいですよね。
そこで今回は
についてお話します。
以前、いただいたご質問に私がお答えしたものです。
中学生のテストを想定して書いたものですが、高校生のみなさんにも参考になることが多いと思います。
「模試のとき時間がたりなくなる」
みなさんよく言いますね。
多少厳しい意見も書いております。
以下の文章は頂いたご質問に私がお答えする形で書かれております。
なお、50分で50点満点のテストについて書いておりますが、大切な考え方は同じなのでご自分の受けるテストではどうか?各自、計算してください。
小学3年生の保護者様 必見!!
教育産業の裏事情にもかかわるけっこう衝撃的な内容です。
さらに、これから先、勉強のできる子になれるかどうかについての重要な考察を述べています。
とてもためになる内容なので、ぜひご覧ください。
教科書にのっている、多くの人が余弦定理だと思っているあの公式は、実は第2余弦定理です。
左のくまさんたちが持っているものに大きくかかわりがあります。
最近、各高校でこの第1余弦定理の出題頻度が増えています。なぜ、増えているのか?そして、それはよいことです。どのように良いことなのか?
それを書こうと思いましたが、まず第1余弦定理がどのようなものかわからなければ、話が進みませんので、仕方ないのでここで紹介します。
アクティブラーニング重要視の中で、おとなしいお子さんの内申点が心配なお父さん・お母さんへ・・
・・・を教えます。
たとえ、お子さんが恥ずかしがり屋で授業で発表するのが難しかったとしても、だいじょうぶです。
以下は、富士宮市で生活困窮家庭の学習支援ボランティア活動が立ち上げられたとき、私がその団体様に送った手紙の内容です。
写真:富士宮教材開発 代表 井出真歩
富士宮市出身。富士宮西高、金沢大学文学部卒業
飲食店勤務、営業業務、雑貨品の配送業務などを経て、完全個別指導の個別指導塾(井出進学塾)を立ち上げ、現在にいたる。
きたるべき大学入試制度改革にともない、小学校や中学校の問題でも、いわゆる「新傾向」「新学力観」と呼ばれる種類の問題が増えてきました。
当然、中学生の最後の関門である公立高校入試でもこれらの種の問題が主流になってきています。
ところで、学校の先生や塾などの民間の教育機関はどの程度この「新傾向」「新学力観」について理解しているのでしょうか?
残念ながら「難しい応用問題が増えた。」「より深い思考力と判断力が求められるようになった。」「表現力が重視される。」、この程度の理解でしょう。
間違ってはいませんが、本質にたどりついていません。
ここですべてを明らかにします。
これから受験を迎える中学3年生だけではなく、中学1・2年生あるいは小学生の保護者様も必見です!!
何となく覚えている方も多いのではないでしょうか?
2つの点の座標から直線の式を求める問題です。連立方程式で求めた覚えがありませんか。
多少マニアックなテーマではありますが、おもしろいテーマも隠されていますので、本日は母体となる井出進学塾のスタッフの指導に使われる「指導上の注意」を特別に紹介します。
なお、もともとスタッフ用の資料ですので断定調で多少お耳ぐるしいところがあるかもしれませんが、その点はごようしゃください。
母体である井出進学塾のHPのほうに「井出進学塾が1対1の完全個別指導にこだわる理由」というタイトルで掲載している記事です。
内容としては・・・
富士宮教材開発も、ここであげたような理念を目指して教材を開発しております。
センター試験の数学で・・・
10回やって9回くらいは満点とれそうだけど1回くらいはどこかで落としそう。
という人から、
センター試験までに10回やれば1回くらいは満点とれそうだな、
というレベルの人に向けて書いた記事です。
「アクティブラーニングとは④」として、入試問題を取り上げるつもりでしたが、ついでなのであまり知られていない「各高校の採点基準」についてとりあげます。
各学校のトップ高・・・
だけでなく、他の公立高校の入試にもかかわる話ですし、あまり他では聞く機会のない話ですので、必読です。
「発表の機会を増やす」「討論の場をつくる」
そのようなイメージばかりが先行している「アクティブラーニング」。その本質に迫るブログです。
このシリーズの最初のブログ「アクティブラーニングの正体とは?①」はこちらをクリックしてください。
今回は天気についての問題です。
「発表の機会を増やす」「討論の場をつくる」
そのようなイメージばかりが先行している「アクティブラーニング」。その本質に迫るブログです。
前回のブログ「アクティブラーニングの正体とは?①」はこちらをクリックしてください。
今、教育の場でアクティブラーニングという言葉をよく耳にします。
「発表の機会を増やす」「討論の場をつくる」
そのようなイメージばかりが先行していますね。
もちろんこれが一つの側面であることはまちがいありませんが、これはあくまで一つの側面にすぎません。
アクティブラーニングの本質は、より現実にそくした勉強をしようということです。
それは、学調(静岡県)、入試などの問題にも反映されています。
それが「新傾向」「新学力観」とよばれる問題です。
記述問題のように大きい問題だけでなく、語句問題などでも、昔では出題されなかったようなことが出題されるようになってきました。
前回は、
1.もし、お子さんが5年生までは文章題も大丈夫だった場合、つまり「小数のかけ算・わり算の文章題」はできていた場合
についてまでお話ししました。
なるほど、それはお困りですね。
ではどうしたらよいかいっしょに考えていきましょう。
一番多いのは、「かけ算かわり算かわからない」、わり算だとしても「どっちをどっちでわってよいかわからない」というものだと思うので、今回はこの問題しぼってみようと思います。
また、お子さんが小学校6年生という前提で話をはじめさせてもらいます(話が進む中で、前提となる学年も下がっていきますので、他学年の保護者さまもお読みください。)
タイトルは・・・
なのですが、みなさんが思っているような内容ではないかもしれません。
一部の学校の先生が、インターネットか何かで知ったことを、嬉々として生徒さんたちに押し付けている事例をたまに聞きます。
あまりそれは意味ないよ、という内容です。
個人批判になってしまわないように注意します。
前回は、「3の倍数と3の倍数の和が、3の倍数になることをどのように説明したらよいか?」というところまで話が進みました。
すべての3の倍数を表せないことにははじまらない、というところまで納得していただいたと思います。
前回までの説明で、わかるようになった方も多いと思います。
今回で、話は一区切りです。
前回の続きです。
前回は、「nを整数として3×n」これですべての3の倍数をノートに書き表せるというところまでお話ししました。(前回のブログ記事はこちら)
すごいことですよね。
3,6,9,…と書いていっても絶対にすべて書き表せない3の倍数を、わずか数文字で表しています。
これをふまえて
・・・行ってみます。
中学2年生のみなさんは「文字式による説明」という単元にとりくんでおられると思います。
多くの人が苦手とするところです。
先生たちもがんばっているのですが…
それでも、やっぱり難しいですよね。
別アプローチが必要でしょう…
ここから考えてみたらどうでしょうか?
・・・という内容をお話しします。
小学校高学年の保護者様へ
英語必修化はまだ先の話です、しかし・・・
きたる
があります。
ほとんどのお子さんには大丈夫なことなのですが、ねんのためにお伝えします。
先日のブログ「『筆算はていねい、暗算は雑』なんてこと絶対にありません」はかたすぎてよくわからないという意見を多数いただきました。
そこで、もう少しわかりやすいところでと考え「『行』を増やして『筆算』を減らす」という記事を投稿しましたが、もう一つ言いたいことを伝えられているか不安です。
弊社教材、暗算指導マニュアルから抜粋します
先日のブログ「暗算を重視します」には、たくさんの反響をいただきありがとうございました。
ご意見をうかがっておりますと、少し説明を急ぎすぎたかな、というところもあるので今回はそれを補足させていただきます。
「暗算を重視します」といいましたが、より具体的には・・・
今回は、このテーマでお話しします。
本来、他のところの指導法にあれこれ言うべきものではないのですが・・・
もれ聞くところで、どうしても耳につくことがあります。
「むずかしく考えすぎちゃう子が多い。むずかしく考えなければいい。」と言う先生たちです。
そんなことあるわけないですよね。
富士宮教材開発の母体である井出進学塾のスタッフ(個別指導の先生)の服務規定には、はっきり書いてあります。
高校に入ると理科は「物理」「化学」「生物」「地学」の4分野に分かれますよね。
このうち「生物」が一番簡単だろう、って思っていませんか。
実はそんなことまったくありません。
今回は、そのことについてお話しします。
辞書や教科書の巻末の用語集をみますと、takeにはたくさんの意味がのっていますよね。
でも、英語を母国語にしている人からするとtakeはtakeです。
いろいろな意味があるなんて、ほとんどの人は考えたこともないでしょう。
そこで今回は
についてみていくことで、英語そのものの考え方にもふれていきたいと思います。
「スモールステップ進級式」「無学年方式」「オーダーメード・カリキュラム」
確かに魅力的に聞こえますよね。
生徒さん一人一人に合わせた指導をしてくれそうです。
「できなくなったところまでさかのぼって、そこから始めましょう、」ということです。
なぜ、最近こういうことを言っている塾が多いのか?
あまり批判めいたことは言いたくないのですが、誰も言っていないので誰かが言わないとと思い私が言います。
この件に関しましては、思うところがたくさんあります。
小学生・中学生・高校生、すべての段階でこの話題についてお話したいことはたくさんあります。
今回はその第一弾です。
以前フェイスブックの投稿して、特に反響をいただいたものの補足です。
残念ながら教育業界の実情は、能力が低い先生ほど生徒さんの能力のせいにする傾向があります。
実際どんな職場でも仕事のできない人ほど、周りのせいにするものなのですが、こと教育に関することなので富士宮教材開発としてもこれ以上は黙っていられません。
教える先生がへたっぴなだけです。
毎週金曜にブログをアップしてきましたが、今週は公立高校入試で手いっぱいだったので、さすがにあきらめます。
受験生のみなさんが今までがんばってきたことを、出せるよう願います。
本番でいつも以上のものを出そうとしても無理ですよ。
できることを確実に、こなしていきましょう。
数学で「定理」って、でてきますよね。
多くの方が誤解しています。「難しそう。」とか「覚えることが増えた。」なんて思っていませんか?
まぁ、仕方がないことなんですけどね。
そんなこと言われても、すぐには信じられませんよね。
今回は、この件についてお話しします。
公立高校入試まで、いよいよ1か月を切りました。
みなさん、勉強ははかどっていますか?
勉強を進めるうえで、どうしても「覚えられるか?」「受験まで覚えていられるか?」ということが気になりますよね。
そこで、今回は記憶術についてお話しします。
内容は、大胆にも・・・
についてです。
左のキャラはIOCといって弊社教材、特に数学で、大切な考え方を伝えるときに出てくるキャラです。
彼の口ぐせである「結論からおむかえ」
IOCの中でももっとも重要な考え方です。
今回はこれについてお話しします。
数年後に控えた大学入試制度改革に伴い、「新傾向」「新学力観」と呼ばれる問題が学調テストや入試でますます増加傾向にあります。
そういう問題に対処できるようになるためにも、大切な考え方です。
(スマホでもご覧いただけますが、図形をみながら説明を読んだ方がいいので、できればパソコンの画面でご覧ください。)
先日1月12日、中学1年生と2年生のみなさんは学力調査テストがありましたが、いかがだってでしょうか?
弊社でも、すぐに分析と略解説の作成を行いました。
その際、改めて確信したことがあるので報告します。
これから先・・・
小学3年生で取り組む、単元名としての「あまりのあるわり算」とは、少し意味が違います。
今回はこれについてお話しします。
「新傾向」「新学力観」と呼ばれる問題についても、踏み込んでいます。
先日テレビ番組(某人気塾講師のH先生の番組です)の話です。小学生の算数のテストで3.9+5.1の答えを9.0として減点されている答案用紙をとりあげ、高名な数学者の方と、それで減点するのはおかしい、という議論を繰り広げていました。もっともな意見なので反論はできませんが、なんとなく違和感を感じた方も多いのではないでしょうか。
小・中・高の学習段階を重視する立場から、私が説明します。算数では・・・
本当はクリスマスが近いのでクリスマスネタを書く予定でした。
予定していた内容は「サンタは本当にいることを証明」するブログです。
しかし、生徒たちにその論拠を説明してみたところ、今一つ納得してもらえませんでした。
仕方ないですので、この論はもう1年温めることにします。
そこで今回は…
です。
左の女の子はIOPといって、弊社教材で活躍しているキャラクターです。今回の話とは関係ありませんが、かわいいので入れました。
中学歴史の超頻出問題
「勘合貿易の(勘合船に勘合符という合い札を持たせた)目的をこたえよ。」
一般的な模範解答は
「正式な貿易船と倭寇(わこう)を区別するため。」
なのですが・・・
この答って
本当に合い札なんかで海賊(倭寇)をおさえることなんて、できたのでしょうか?
11月30(木)付けの各新聞紙で、国際学力調査で日本の小・中学生が良い成果を残し「脱ゆとり」の成果だと、はやされています。
この「ゆとり教育」を受けた世代ってかわいそうですね。
自分たちで望んで「ゆとり教育」というわけではないのに、「ゆとり」「ゆとり」と言われています。
さらにここで、「ゆとりは間違っていた、やめてよかった。」と、世間が言っているようなものです。
わかりました。私が