以前フェイスブックの投稿して、特に反響をいただいたものの補足です。
残念ながら教育業界の実情は、能力が低い先生ほど生徒さんの能力のせいにする傾向があります。
実際どんな職場でも仕事のできない人ほど、周りのせいにするものなのですが、こと教育に関することなので富士宮教材開発としてもこれ以上は黙っていられません。
「九九さえしっかり入っていない」なんてことはありません、
教える先生がへたっぴなだけです。
以下、以前にフェイスブックに投稿した記事です。
緊急投稿 お子様のためになる塾・家庭教師の使い方
先日、他の塾に通っている小学5年生の女の子のお母さまからこんな相談を受けました。
「塾の先生に、九九もしっかりできてないと言われた。今までそんなこと感じた事もなかったのに。」
...正直、「またか」と思いました。先に結論を言います。
「分数のたし算・ひき算にともなう通分で、実際に最小公倍数をちゃんと説明出来ない塾の先生や家庭教師は多くいるようです。
そして、先生たちは自分たちの問題ではなく、生徒が九九もしっかりできていないと感じるようです。」
どういう仕組みで、この最小公倍数の説明で九九も出来ていないと感じるのでしょうか。(その説明はまたの機会として…。)説明が上手でなくてもなんとか最小公倍数を出せれば、九九はできる生徒ということになるのでしょう。
どちらにせよ、「九九も出来ていない」なんて事はめったにありませんので、あまり心配しないようにしてください。
塾や家庭教師の先生も生徒さんに真剣向き合い、取り組んでいると思います。
結局は御自分のお子様の事なので、親御さんのサポートも重要になってきます。
でも大変ですよね。
富士宮教材開発がサポートします。
そのため、ホームページにも無料で使える勉強に関する資料をいくつかそろえております。
裏話をしますと、もともとはもっと過激な内容なのですが、フェイスブックであまり誰かを攻撃するものはよくないということで、地元の広告会社さんがかなりまろやかに手直ししてくれました。(反響が多かったのもそのためだと思います。やはりプロは違いますね。)
九九だけの話ではありません。
私も独立して個人塾を立ち上げる10年以上前、昼間は働きながら夜、個別指導の塾でこっそりバイトしていました。
いいかげんな先生が多かったです。
生徒さんが何か質問しても、「むずかしく考えるな!」「それは覚えるしかない!」というような指導しかしていませんでした。(今では、この塾はなくなっております。)
そこが特別だったとは思いません。
この仕事をしていて、親御さんから今通っている塾の不満要素としてこのような相談を受けることは多いです。
もっとも極端な例として九九です。
特に小学生算数の約分・通分など指導技術が求められるところで、教え方が下手で、生徒さんとコミュニケーションをとれない先生は、生徒さんの方が「九九すらできない」と判断するしかないのでしょう。
(実際には、先生の方の能力不足というより準備不足でしょう。
算数の内容だからと言って甘く見ているので、こういうことになります。)
「割合」や「速さ」といった分野も同じです。
苦手とする生徒さんが多いです。
確かに簡単までとは言いませんが、意味さえしっかりとらえられれば問題なく理解できる分野です。
断言できます。
これらの分野を苦手とする生徒さんが多いというのは、学校の先生を含め教える先生の方がよく分かっていないというのが主な原因です。
各教育の現場で、指導力の引き上げが必要ですよね。
富士宮教材開発が、がんばります。
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